タイへ一人旅! バンコクめぐり! このレポートでひととおりわかる。
目次
バンコクの国際空港は「スワンナプーム」と「ドンムアン」の2つがある
タイの首都バンコクには、2つの国際空港があります。2006年に開港した「スワンナプーム国際空港」と古くからある「ドンムアン国際空港」です。どちらもバンコク市内から車で30分程度の距離にあります。ドンムアン空港はバンコクの北側、スワンナプーム空港は東側に位置しています。空港を間違えないように気をつけましょう。
ドンムアン空港(Donmuang Airport)
ドンムアン国際空港は、スワンナプーム国際空港が開港した後、一度は使用が停止されましたが、すぐに再開され、現在でも利用されています。主に国内線が就航しており、国際線もLCCを中心に就航しています。チェンマイやプーケットなどの地方都市や、近隣諸国の都市への便で利用することが多いでしょう。
2つの国際空港の運営体制が定まらず、一時期は就航する航空会社が頻繁に変更されていましたが、現在は「タイ・エアアジア」「ノックエア」「ノックスクート」「タイ・スマイル」「タイ・ライオンエア」「タイガーエア」「Vエア」などが乗り入れています。
スワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi International Airport)
スワンナプーム国際空港は、2006年に開港したバンコクの新空港です。
バンコク市内へのアクセスは
タクシー 300~500バーツ+空港使用料50バーツ+高速料金実費 40~50分
リムジンタクシー 950バーツ~(定額で前払いで安心) 40~50分
エアポート・レイルリンク 45バーツ BTSパヤタイ駅まで30分
多くの方が「スワンナプーム国際空港」を使用されると思いますが、くれぐれも間違えないようにしましょう。
飛行機はタイエアアジアXで
飛行機は、成田⇔ドンムアン空港(直行便) 往復 51,700円
成田 9:15 → バンコク 14:05
飛行時間は、6:50です。(時差2時間)
機内食がついてました。チキンライスです。
ドンムアン空港に到着
タイ エアアジアXは、ドンムアン空港です。
飛行機から出るとすぐに独特のニオイがしました。お香ですかね? タイにいる間、あちこちで同じニオイがしました。
入国審査です。VISAあり・VISAなしで入り口が違います。
荷物を受け取ります。
案内板があります。私はバスでバンコク市内へと行きました。モーチット駅前バス停まで30バーツ(90円)です。
ドンムアン空港 → モーチット駅 のエクスプレスバスの乗り方
- モーチット駅行きのエクスプレスバスは、5番出口です。始発は7時で、終バスは24時です。
- 私が行った時は、5番出口のあたりに案内デスクがあり、警察官みたいな人がいてバスを聞くことが出来ました。
- バスは5番出口、6番出口あたりに止まります。
- バスに乗ってから料金を払います。
- 「A1 EXPRESS BUS DONMUEANG(ドンムアン)」または「MRT Lat Phrao,BTS Mochit」と書かれたバスに乗りましょう。
- ローカルバスはもっと安いですが、市内をグネグネと動き回るため「どこ行きのバスか」とか「今どこにいるか」とかわかりにくく難しいので、お奨めできません。
チャトチャック・ウィークエンドマーケット
バスで空港から来ました。
モーチット駅前のバス停で、バスを降ります。
マーケットへ行くまでの道に、すでに屋台が出ています。
歩行者天国のような広い道です。両脇に店舗があります。
油で揚げたものを売っています。
マンゴーがよく売られています。安くておいしいです。
屋台だけでなく、店舗もあります。陶器、Tシャツなど衣服、バッグ、靴、おみやげ雑貨などなど。
サイアムパラゴンでタイスキ
チャトチャック・ウィークエンドマーケットを見た後は、タイスキを食べに行きました。
チャトチャック・ウィークエンドマーケットの近くのモーチット駅でBTS(スカイトレイン)に乗り、サイアム駅まで行きました。
BTSサイアム駅を下りると目の前が「サイアムパラゴン」というデパートです。
「サイアムパラゴン(デパート)」に入ります。警備のゲートをくぐって中へ。
「サイアム・オーシャンワールド(水族館)」
なんと、デパ地下に水族館があります。400種類3万匹の規模で2005年にオープンしました。上海海洋水族館や沖縄美ら海水族館を抜いて、東南アジア最大規模、世界では2番目に大きいと言われています。
「MKゴールド」 お目当てのお店を見つけました。サイアムパラゴンのグランドフロア(日本で言う1階)にあります。かなり広いので迷います。
タイスキ 1200バーツ(3600円)を食べました。タイスキは5大タイ料理の一つです。具材は、肉、魚介、点心類、野菜やキノコ、麺類とありますが、私は魚介セットを頼みました。相当な量で腹いっぱいになりました。とてもおいしかったです。
ゲストハウス
バンコクには立地の良いところにゲストハウスがたくさんあります。ドミトリーならば、1000円程度で良い物件がいくらでもあります。私は今回は3泊だったのですが、1つのホテルで予約してハズレだった場合がキツイと思ったので、リスクを分散する意味で3つのホテルに泊まりました。また、いろいろなホテルをのぞいてみたいという気持ちもありました。しかし、予約したホテル3つともが、すべて英語の通じるスタッフがいて、ベッドは清潔で静かでしたし、空調も極めて快適でしたし、バスルームもお湯がしっかり出て清潔で使いやすかったです。宿泊客は、どこも外国からの観光客でした。
3 ハウ ホテル アット スクンビット 21 「3 Howw Hostel at Sukhumvit 21」
BTSアソーク駅から徒歩8分
男女共有ドミトリー 1370円(1泊)
初日に泊まったゲストハウスです。私が泊まった時、同じ部屋に泊まっていたのは、一人旅の日本人が2人、韓国人の学生さんが2人で、いろいろとおしゃべりしました。ベッドもバスルームも清潔でしたし、コンセントがうまく使えなかったのでスタッフの方に相談したら、とても親切にいろいろやってくれました。自由に使えるキッチンもありますし、すべて申し分なかったです。
スネタ ホステル カオサン 「Suneta Hostel Khaosan」
カオサンロード入り口から徒歩4分
男女共有ドミトリー 1243円(1泊)
2日目のホテルです。ベッドは清潔で部屋も静かでした。ベッドルームはみんなカーテンを閉めていて、皆一人旅のようで話している人もなく、静かに寝れました。このホテルは朝食もついていました。バイキング風に自分の好きなものを食べられます。私は、サラダ・食パン・マーガリン・ウィンナー・揚げ物・コーヒーを頂きました。朝から食後のフルーツまでありましたよ! すごく良いホテルでした。
アソーク モントリ ホステル 「Asok Montri Hostel」
BTSアソーク駅から徒歩4分
男女共有ドミトリー 1104円(1泊)
3日目のゲストハウスです。ベッドも清潔で良い宿でした。ベッドには白人の若いお兄さんがいて、ずっとノートパソコンをいじっていました。一人ひとりにロッカーがつきます。受付は陽気なお兄さんでした。
ボート 「チャオプラヤー・エクスプレス・ボート」
バンコクの町なかを南北に流れているチャオプラヤー川に、交通手段としてボートが走っています。
川沿いの景色も見ながら観光半分で移動できますので、ぜひ使ってみましょう。
川の岸にいくつも停留所があり、すべての停留所に停まるボート(ローカル・ライン)から急行・特急まであります。旗の色が目印です。英語ガイドつきの観光客向けのツーリスト・ボートもあります。
BTS(スカイトレイン)シーロム線の「サバーンタクシン」駅まで行き、そこから歩いてすぐの「ター・サートーン(タクシン)」船着場からボートに乗りました。
チャオプラヤー川をボートで移動します。
国王の大きい写真がありました。
ワット・アルンが見えました。
停留所です。
ボートについていた「停留所の見取り図」です。地下鉄マップのようなものですね。
今乗っているボートは、観光客用ツーリスト・ボートです。王宮(Grand Palace)に行くなら、「N8」の「Tha Tien Pier(ター・ティアン・ピア)」で降りるといいでしょう。
バンコクのお寺へ
タイ王室ゆかりの3大仏教寺院
- ワット・プラケオ&王宮
- ワット・ポー
- ワット・アルン
この3つは近いので、1日で一気に全部まわりました。
ワット・プラケオ&王宮
バンコクでチャックリー王朝を興したラマ1世が1782年に居城として築いた王宮とその守護寺院です。広さ24万4000㎡を誇る王宮には、歴代の王が増改築した壮麗な宮殿が立ち並びます。その中でも中心となるみどころがワット・プラケオです。ワット・プラケオは王宮内にある王室専用の寺院で、本堂にヒスイで作られたエメラルド仏を祭ることから「エメラルド寺院」とも呼ばれます。
ワット・プラケオを外から見たところです。一番目立つ金色のとんがった建物は、「プラッシー・ラタナ・チェディ」です。釈迦の遺骨である仏舎利が納められています。
向こうに見えるのが「本堂」です。エメラルド仏は正面窓から見ることができるが、撮影不可。手前の金の人形は、神話「ラーマキエン」に登場する伝説の半鳥人「ギンナリー」。
アンコール・ワットの模型。ラマ4世がアンコール・ワットに感銘を受けて造らせたもの。とても精密です。
ワット・プラケオを見た後、ワット・ポーへ行きました。
ワット・ポー
体長46mの寝釈迦仏(涅槃仏)です。1832年、ラマ3世による建立です。
大きいです。見上げます。
左下に人間がいます。対比して大きさがわかります。
タンブン(徳を積むこと=寄進)です。20バーツ(60円)でコインを買い、たくさん並んでいる托鉢用のお鉢に1枚ずつ入れていきます。
3つ目のワット・アルンへ行きます。ワット・プラケオ、ワット・ポーとは、チャオプラヤー川をはさんで、反対側にあるので、渡し舟に乗って渡ります。片道3バーツ(9円)です。
ワット・アルン
この地に王朝を開いたタクシン王ゆかりのお寺です。 タイ語で「暁の寺」という意味です。
ひときわ高い大仏塔が見どころですが、私が行った時は修復工事をしていて一番上まで上がれませんでした。ここまでです。
これは小仏塔です。
アジアティーク・ザ・リバー・フロント
お寺観光が終わって、次は「アジアティーク・ザ・リバーフロント」というマーケットに行きました。
まずはボートで移動です。ツアリストボートで、サー・トーンの先のアジアティークまで直通で行けます。ツアリストボートは40バーツ(120円)で、座れますしガイドさんが英語でいろいろ解説もしてくれます。
また、無料送迎ボートが、サー・トーンとリバーフロントを往復しています。
アジアティーク・ザ・リバーフロント
約100年前にヨーロッパとの貿易や木材加工の拠点として栄えていた土地を再開発し、2012年にオープンした広大なマーケット施設です。1500以上のショップと40以上のレストランが集まり、ニューハーフショーなどもやっているナイトスポットです。
一番のお目当てだった「アジアティーク・スカイ(観覧車)」に乗りました。300バーツ(900円)で15分乗れます。ぐるぐると4周しました。高さ60mからチャオプラヤー川を見下ろしながら、バンコクを一望できます。夕方だったこともあり、さらに絶景! でした。
「フィッシュ・セラピー」です。古い角質を魚が食べてくれます。
日本食のレストランもたくさんあります。
高級店もありましたが、大衆的な飲食店もありました。ギュウギュウににぎわっているけど、並ばなくてよい、ちょうどよい混み具合の店に入りました。
シーフードパッタイです。めっちゃうまそう!
トムヤムスープです。からい! ギブアップ!
頼んだのはシーフードパッタイとトムヤムスープで365バーツ(1100円)でした。スープは辛さと香辛料でギブアップしましたが、パッタイは激うま!
こんな大きいゾウの像
ニューハーフショーも有名です。
大道芸人も4~5組は出ていました。ピエロの芸や、楽器を演奏している人もいて、お祭り気分で楽しめます。
カオサン・ロード
安宿がたくさんあるため、欧米系のバックパッカーがたくさん集まる通りです。お酒を飲みながら歌ったり踊ったりしてます。
バックパッカーがたくさん歩いています。通りの両脇に店が並んでいます。
カオサン・ロードは夜がメインの場所です。飲んで歌ってさわぎます。ビートルズを歌って盛り上がってました。
飲み屋もたくさんありますし、ショップもいろいろあります。Tシャツとか、サンダルとか、バックパックとか、おみやげとか、売ってます。
値札はまったくなく、すべて交渉で決めていきますが、値切りのパターンがあります。
こっち「ハウマッチ?」
あっち「3000!」(法外な値段)
こっち「高いよ! 500!」
あっち「云々かんぬん」(何か言ってる)
こっち「じゃあ、700!」
あっち「2500!」
こっち「900!」
と、まあこんな感じでお互いに妥協しあって近づいていき、どこかで折り合う感じです。
あっちは、最初は間違いなく吹っかけてきますので、こっちも最初は吹っかけるつもりで遠慮しないで安値を吹っかけましょう。
同じ品物があちこちで売られているのであれば、いくつか店をまわって交渉してみれば相場を確認できます。相手がそれ以上絶対に下げない価格がありますので、そこが相場です。
しかし、マーケットでこういう風に値段交渉して買うような品物は、基本的に高級品ではありませんから、べらぼうな高値でつかまされることのないように気をつけましょう。
タイのマックは合掌スタイルです。サワッディーカップ!
路上屋台で、おばちゃんがパッタイを売っています。
路上のテーブルで若い女の子たちが食べます。
露店でパッタイを食べました。30バーツ(90円)です。安くてうまい! 衛生面で要注意なんでしょうが、私はこういうの大好きです。バックパッカーぽくってサイコーです。
ヘナです。いっしゅんタトゥーに見えてギョッとしますが、実は植物が原料で1~3週間で自然と消える健全なオシャレです。(ヘナについて詳しくは、こちらへ)
タイと言えば、マッサージですが、なんと路上でマッサージしています。旅の疲れを取るんでしょうね。
プーパッポンカレー
クリーミーで辛くない。カニのカレー炒め。300B(900円)
BTSサイアム駅から徒歩1分。サイアム・スクエア・ワン(デパート)4Fの「ソンブーン」にて。
「ソンブーン」はプーパッポンカリー発祥の店として有名です。今からおよそ45年前に試しに作ってみたという、カレーペーストに玉子を混ぜてカニと炒めたこの料理が評判を呼び、今やタイを代表するまでになりました。ふわっふわの食感です。
タニヤ通り
日本人向けのストリートです。日本料理屋やキャバクラが多く、雰囲気としては在タイ日本人ビジネスマンの接待用エリアです。
BTSサラディーン駅の近くにあります。
「牛野家」・・・日本人なら、笑える店名ですね。こんなにしつこく看板を出さなくても・・・。
普通のおいしいレストランです。
お勧めの定食を頼みました。とてもおいしかったです。店内のお客さんは全員日本人でした。