沖縄ひとり旅は、お祈りして、スーパーエイサーと鍾乳洞、そして海軍の壕でフィナーレ。
沖縄4日目の続きです。
目次
斎藤御嶽(せーふぁ うたき)
御嶽(うたき)とは、神が降臨する聖地の総称で、その数は沖縄全県で数百とも数千ともいわれます。社はなく自然の中に石や香炉があるのみです。沖縄に点在するあまたの御嶽のなかで最も格式が高く、琉球王国にとって重要な祭祀の場だった斎藤御嶽です。
この三角岩の向こうが、最も奥にある拝所です。
このホーリースポットで、私も一生懸命お祈りしてきました。
ニライ橋・カナイ橋
絶景スポットです。
トンネルを抜けると大きくカーブして、空と海の青が一面に広がります。
おきなわワールド
沖縄の文化と自然に出会える施設です。
染めもの、織物、紙すき、竹細工、陶器工房、ガラス工房、琉球衣装、三線と、それぞれ沖縄文化の体験コーナーがあります。
ハブのショー、スーパーエイサー(踊り)のショー、フルーツ園、そして、日本最大級の鍾乳洞があります。
ハブショー押しです。
スーパーエイサーショー。
撮影禁止だったので、踊っているところは写せませんでした。
ということで、ショーの終わったところです。最後に「ヤー!」と叫んでシメているところです。
太鼓を抱えながら踊るショーですが、超キレッキレのダンスでした。すごい迫力で興奮しました。
おきなわワールドの中では、このショーが一番良かったです。おすすめです。
こちらは、ガラスの手作り体験コーナーです。
扇風機で風を送って高温にしています。溶かしたガラスを加工しています。
こちらは染め物の体験です。
こちらは、琉球の衣装を着る体験コーナーです。
こちらは琉球王国歴史博物館です。
こちらはハブ酒です。
他にもいろいろなお土産がありました。
ここでも、さとうきびジュースが売られています。
国内最大級の大きさの鍾乳洞があります。
あまり立ち止まらずにスタスタと歩きましたが、30分かかりました。
かなり大きいです。
旧海軍司令部壕
飛行機までまだ時間があったので、最後に海軍の壕に来ました。
車でちょっと小高いところに上ってきました。
パネルで解説があります。
当時使った道具が残っています。やかんや水筒、ツルハシなど。
軍服と銃です。着剣しています。
見取り図です。
そして、壕の中へ入っていきます。
通路になっているところにも人があふれていたようで、立ったまま寝たりしてたそうです。
すべて機械は使わずに、手で掘ったそうです。
当時のまま残されています。
他に、暗くてうまく写せませんでしたが、手りゅう弾で自決した部屋がそのまま残されてもいました。壁に爆発の跡などが残っていました。
勝ち目のない戦争で戦わなくてはいけないという、当時の人のつらさや悲しさを思うと何とも言えないです。
本土が陸上戦になるのを少しでも遅らせるというのが沖縄戦の意義だったかもしれませんが、「遅らせる」では根本的な解決ではありません。
戦うこと、死んでいくことの意味が見いだせない。
国のためとか正義のためとか、何とか意味を探したのでしょうが、普通に考える力があれば意味がないことはわかるでしょう。
意味がないことのために自分が死ななくてはいけないというのは、これはつらいと思います。
シリアを始めとして、世界中の意味のない戦争は本当になくなって欲しいです。
NHKスペシャルで戦争を扱うと私は必ず見るのですが、なぜ私はこんなに戦争に興味を示すのかよく考えます。
命とは何なのか、そして、自分は死ぬまでどう生きるべきかを真剣に考えさせられるという「自分へのフィードバック」が戦争への興味の原因なのだろうというのが、今のところの結論です。ただ、もっといろいろな感情や動機で戦争に興味を示しているのだろうなとも思います。
LCC(格安航空会社)の「ジェットスター」で帰りました。
帰りは窓際でしたので、窓にかぶりついて外を見ていました。
ちょうど日が暮れていく頃に離陸しました。
4日間の思い出が頭をめぐり、感傷的になりましたね。
沖縄を離れたくなかったです。
今回の沖縄旅行は本当に充実していて楽しかった。
帰りの飛行機の中で「世界中を旅しよう!」と決意を固めました。