「世界なぜそこに? 日本人」のメダカ小学校を訪問 ・・インド⑥

朝のカジュラホを散歩

朝、6時に起きてカジュラホを散歩します。

日中は毎日45℃を超えるので、早朝と夜にみんな活動的になります。日中は暑すぎて動けなくなります。

朝6時の散歩ですが、すでにけっこう暑いです。

 

朝のトイレ。

なぜか野原のあちこちでトイレをしています。なぜ家のトイレでしないのでしょうか?

インドはカジュラホに限らず、国中で野グソが多いようです。なんなんでしょうかね?

鉄道のレール沿いでも多いんですよ。インドでは、電車の車窓から野グソ風景がたくさん見られます。

 

散歩をしていたら、こういう野原まで来ました。

牛、ヤギ、ブタ、馬などがいます。

これ以上進んでも、もう野原しかないので、ここでUターンしてホテルへ戻りました。

 

朝1時間ほどの散歩で5人に声をかけられました。

・少年 「僕、英語を勉強している学生です。英語の勉強をしたいからお話しませんか?」

・おじいさん 「私はここに住んでいる農家です。ここではトマトとかチリとかポテトとか作ってるんですよ」

・リクシャー 「乗りなよ」

・バイクのお兄さん 「滝へ連れて行ってやるよ。このバイクの後ろに乗りな」

 

全員間違いなく詐欺なので断りますが、驚いたことに一度断ると全員があっさりとあきらめたのです。ニューデリーやアグラの人たちは、こっちが何度断ろうがまったく気にしない超ストロングハートでうんざりでしたが、カジュラホでは実にあっさりとしていて拍子抜けでした。田舎だから詐欺も素朴なのでしょうか? ひょっとしたら、彼らは詐欺を仕掛けてきたのでなく本当に普通の良い人だったのではないか? と後悔のような気持にもなりました。

しかし、インドでは何日もかけて信頼関係を築いたのちに詐欺を仕掛ける(借りた金を返さない等)のも、ごく普通のようです。やはり、声をかけてくる人たちは詐欺だと思って排除するのが行動としては正しいでしょう。

でも、中には実は良い人もいて、自分は「旅先で友人を作り交流する」という絶好の機会を自らつぶしているのではないかという疑いの心もずっとあったりします。ここが、インド旅行の難しさなのかもしれません。

 

 

 

「世界なぜそこに? 日本人」 でテレビに出てたメダカ小学校に来ました。

 

実は、ここがインド一人旅の最大の目的です。

カジュラホにボランティアで小学校を運営している日本人の方がいるのです!

 

メダカ小学校です。

 

インドでは3月~5月は学校はお休みです。

メダカ小学校もすでにお休みでしたが、この日はたまたま成績を渡す日だったので、見学させてもらいました。

最前列で「気をつけ」をしているのは小2の子たちで、腰かけて帽子をかぶっているのは手前のカメラ目線をしている女の子のパパです。

「この成績じゃ進級させられないなあ・・。なんで宿題をやってこない? お父さんはどう思ってます?」

実は成績が良くないのでメダカ小学校の校長に呼び出されて説教されているのです。

 

壁にはカレンダーの他に、神様や偉人が飾られています。

 

教室です。

いろいろ事情があって運営資金は厳しそうで、夏は暑く冬は寒いそうです。

 

今日でメダカ小学校を去る卒業生たちです。

インドでは小学校は5年生までです。インドは、5・3・2・2制です。

この子たちが手にしているのは、私が日本から買っていたアロマキャンドルなのですが、喜んでもらえず失敗!

実は、もう一つ喜んでもらえそうなプレゼントを買っていったのですが、アグラで取られてしまったのです・・・(/_;)

ご、ご、ご、ごめんなさい・・・。

「卒業プレゼントを渡す」という大役を、私はうまく果たせませんでした・・・。

 

テレビ東京で2016年1月に放送された「世界なぜそこに? 日本人」という番組で、このメダカ小学校が紹介されました。

ある日本の方がインドに旅行したら、インドの学校で間違って英語を教えていたのを目撃して、それを指摘したら「ぜひこの学校で先生をして欲しい」と頼まれて、そこからインドに旅行する度にボランティアで教えていたそうです。そして、ついに学校を作って欲しいと頼まれることとなり私財を投げうって学校を設立しました。ボランティアとしてなので、子供たちを無料で教えています。外国人が学校を運営するのは法律的にも難しく、いろいろとご苦労をされながら、また、とんでもない事件に何度も会いながらもう17年目です。

そんなすごい人がいるのです。私財をすべて投げうって! しかも自ら飛び込んできて! 子供たちに勉強を教えているのです!

ボランティアとしては、もうこれ以上はないっていう究極の形のボランティアだと思いませんか? ただお金を出すだけでない、また、単なる目先の金銭的支援でもない、最も有効で長期的に意味があり夢へと発展していく「教育」という支援を、体を張ってされているのです。私は、パーフェクトなボランティアだと思うんです。尊敬するしかないです。このボランティアの美しさに、私は心が震えます。

 

そして、その学校をネット検索で探し当ててメールをしたらなんとお返事を頂けて、名前で呼び合う間柄になって頂き、インド旅行についても事前のアドバイスをたくさん頂きました。カジュラホにいる間は毎日面倒を見てもらい、あちこち案内もして頂けました。この方のおかげで私のインド一人旅はとても充実したものになりました。いつか必ず恩返しをします。

今は残念ながら貯金がありませんが、何とかして、いつか途上国の子供たちを手助けしたいと思っています。老後をそういう活動ですごせたら最高だなと思います。

 

 

まだまだカジュラホ

つづく