アルティ・プジャ(夜のお祈り)とガンジス川ボート乗りは、とっても楽しみ ・・インド⑨
ガンジス川をたっぷり観光して、いったん宿のサンタナバラナシへ戻りました。
夕食を食べてから、夜のお祈りアルティー・プージャを見に行きます。
日が沈んでから夜8時くらいまで、毎日やっています。
ところが! 小トラブル発生
5時半にオーダーした野菜炒めが、出てくるのになんと2時間かかりました・・・
なんだったんでしょう? コックさんはインド人だったので、インド感覚だったんでしょうか?
注文は注文で5時くらいに宿泊客から聞いておいて、夜7時くらいから提供を始めるという、そういう段取りだったのかもしれません。
ラッシーとデザート
夜7時半なので、まだアルティ・プージャに間に合うはずです。急いでガンジス川に向かいます。
バラモンの幻想的な祈り
間に合いました。まだやってます。
ドラと太鼓が鳴り響き、マイクで調べにのせてサンスクリット語の祈りを唱えています。そして、僧侶たちがそれぞれの祈祷台の上でそのリズムに乗せて、体を動かして祈りを捧げています。
ヒンドゥー教の基本カラーはオレンジです。
神聖な木(スィク)を回して、祭壇のまわりの信者たちにガンジス川の水をかけています。
見学している人に、アルティーの絵葉書やDVDを売って歩くおじさんもいますし、川に流す花を売っている人もいます。
川からボートで見学している人もたくさんいます。
笛を鳴らしています。
ダーシャシュワメナードガートと、その隣のガートでそれぞれアルティをしています。
とても幻想的でした。
遠くの方のマニカルニカー・ガートです。
ここには火葬場があり、ずっと人を焼いています。現場では撮影禁止なので、遠くからのズームのみです。
ガンジス川を早朝のボートで堪能する
翌朝
5時からのボートツアーに参加しました。
ダーシャシュワメナードガートから出発して、川に沿って連なるガートの上流端にあるアッシーガートまで行き、そこから対岸に上陸します。
2時間半で300ルピー(520円)
朝の5時でもたくさん人がいます。昼が45℃を超えてあまりの暑さに動きたくなくなるので、朝と夜の方が活動しやすいのです。
ボートをこぐお兄さんです。がっしりした体をしています。
後ろにペットボトルに水を汲んでいる女性が見えます。ガンジス川の水は神聖なので、お持ち帰りする人も多いようです。
持ち帰り用のポリタンクなども売られています。
朝から沐浴で大にぎわいです。女性はサリーを着たまま水に入ります。水着を着ている人はいませんでした。人前で肌を出してはいけないんでしょうね。男の人はふんどしのようなスタイルが多いです。
ボートを漕いで岸から離れていきます。
だんだん離れます。
朝日が出ました。とても神聖な気持ちになります。
こういう大きいガートがたくさん連なっています。
川岸で洗濯をする人たち。シーツなどのような大きい布を洗っていました。石の上にたたきつけたり棒で叩いて洗っています。
インドでは今もカーストが残っているそうです。カーストには身分のカーストと職業のカーストとがあるようです。この人たちは洗濯のカーストなのです。
川の真ん中でゆっくりとボートを漕いでいます。ガートの喧騒を離れ、ゆったりとした気持ちになります。
ハリシュチャンドラ・ガート
マニカルニカー・ガートの他に、ここも火葬をするガートです。バラモン(一番上のカースト。僧侶)を火葬する時は、石造りの上の高い台で焼き、それ以外は川岸に近い土の地面の上で焼くそうです。
ガンジス川の岸辺を離れ、対岸へ向かいます。
ガンジス川の対岸
ボートを岸につけて上陸します。
かなり広い砂地です。
こちらの岸でも沐浴をしている人たちがいます。女性たちはやはりサリーを着たまま沐浴をしています。
こっちの岸で沐浴する人たちは南インドからやってきた人たちらしいです。
この後、ちょっとしたことが起こります。
ガンジス川ボートツアーはまだ
つづく