インドの詐欺の手口を解説します。

インド人の詐欺をまとめました。

私がインドを一人旅しているときに、ひととおり仕掛けられました。

手口はいろいろです。「地球の歩き方」を熟知していたり、日本語ペラペラだったり、レベルの高い詐欺師が多いです。また、詐欺のパターンも日々進化しているようなので、気をつけていきましょう。

 

インド人詐欺 高額ボッタクリツアー

ニューデリー駅

ニューデリー駅で詐欺師は日本人を待ち構えています。「チケットを見せろ。」と言ってきて、「このチケットは期限切れで使えないよ」などとウソを言い「何とかしてやるからついてこい」と、事務所のようなところへ連れていかれます。そこはインチキ旅行代理店で、観光ツアーを契約させられますが、それはとんでもないボッタクリ価格です。本来の価格にとんでもない金額のコミッション(手数料・斡旋料)を上乗せしています。ニューデリー駅の詐欺師はピンポイントで日本人を見つけて、仕掛けてきます。駅に5人や6人は詐欺師がいます。グルで仕掛けてくることもあるようです。やられないように気をつけて下さい。

ニューデリー駅の陸橋を渡ろうとすると、「この先はムスリム(イスラム教信者)が祭りをしていて危険だから通行止めになっている。だから、向こうには行けないぞ。俺が何とかしてやるからついてこい」となり、リキシャ―に乗せられて、どこかへ連れていかれます。

 

 

インド人詐欺 リキシャ―

オートリクシャ

値段交渉を済ませて乗ったのに、追加料金を要求されます。乗ってる最中のトークがガイドだったからガイド料を払いなさいとか、自転車リキシャ―だったら「一所懸命こいだからもうちょっと下さい」とか、とにかく何だかんだと難癖をつけて交渉した料金以上のお金を取ろうとします。ほとんどが追加料金を要求してくるので、たまに最初の交渉通りの料金しかもらわないリキシャーに会うと、それだけで感動して良い人に思えたりします。

アグラでプリペイド(料金事前支払い)のオートリキシャ―に乗りましたが、観光の後にショップをさんざん連れて回られました。大理石のおみやげ屋、じゅんたん、インド服、宝石、雑貨、紅茶と6軒も連れていかれました。どの店も強烈に営業をかけてくるので相手をしていて疲れます。これもコミッションで、店に一人連れて行くといくらとか商品が売れたら何割とか取り決められているようです。

他にも、オートリキシャ―は、言ったところと全然違うところで降ろされるとか、どこかへ連れていかれるとか悪質なのもあるようです。グーグルマップを持っていたら向かっている方向を確認しながら乗るとか、常に気をつけて下さい。気を抜いてはいけません。

 

 

インド人詐欺 ボッタクリ価格のお店

ボッタクリ価格のクルタ

日本人だと何でもボッタクリ価格をふっかけられます。写真はクルタ&パジャマのクルタです。インドの服です。これにストールとパジャマ(パンツ)をつけて、3000ルピー(5100円)で買いましたが、とんでもないボッタクリ価格でした。後で他のインド人に聞いたら「それじゃ1000ルピーでも高いよ」と言われて大ショックでした。しかしクルタは買って着たかったし、気に入った色なので、まあ良しとしようと自分を落ち着かせましたが、でもさすがにテンションは落ちましたね。

私はクルタ&パジャマは1000ルピーが妥当だと事前に調べてあったので、「700ルピーあたりから持ちかけて交渉を始めて、1200くらいまでだったら買う」という戦略でいくつもりでしたが、最初の相手の言い値が3000ルピーでまったくマケませんでした。ストールをオマケでつけるという妥協だけで、こっちが折れてしまいました。あまりに平然と3000と言い切った彼の顔をまだ忘れられません。完全にやられてしまった格好ですね。お恥ずかしい。

このボッタクリ店は、アグラでタージマハルを見た後、オートリキシャ―に連れていかれたコミッションの店です。店の名を公表してやりたいところですが、メモしておくのを忘れました。でも、ボッタクリ価格はこの店だけとは、とても思えません。アグラでは買い物しない方がいいですよ。これに限りませんが、とにかく日本人はふっかけられます。少し高いとかではなく、とんでもないレベルでボッタくられます。防ぐには事前に相場を調べるのが一番です。

 

 

インド人詐欺 マッサージ

マッサージ詐欺

にこやかに挨拶をしてきて握手を求めてきます。求められるままに握手をすると、そのまま手や腕をマッサージを始めます。そして、料金を請求されます。

 

 

インド人詐欺 ガイド

タージ入り口

どこの観光地にもいる詐欺です。観光していると横にきて、勝手に解説を始めます。あいづちを打ったり、うっかり聞いてしまうとガイド料を要求されます。

カジュラホの寺院を見学したとき、施設内を警備していた警備員が話しかけてきて写真を撮ってくれたり説明してくれましたが、実はガイド詐欺でした。警備員だと思って油断して話にのってしまうと、ガイド料を請求されます。インドでは制服を着た本当の警備員でもガイド詐欺を仕掛けてきます。

タージマハルの入り口にもいましたが、先に「500ルピーでどう?」と言ってくるので、これは詐欺というわけではないですね。

 

 

インド人詐欺 薪代の寄付を求める

マニカルニカー・ガート

バラナシで火葬場を見学に行くといます。火葬を見ていると「外国人はここで見学してはダメだ」と建物の2階に連れていかれます。そして、火葬の解説をした後に、「死を待つ人のために薪代を寄付してください」とお金を要求されます。死を待つ老人が出てきたり、おどすつもりでの用心棒っぽい人がいたりと多くの人がグルとなってだまそうとしてきます。お金を出しても、「それでは薪代に足りない。もっと出しなさい」と言われます。

私は、そういう詐欺がいるのを知っていたので、無視をしました。

 

 

インド人詐欺 ボート

対岸へ向かうボート

「チープだよ」と声をかけてきて、値段交渉をして料金が決まったはずなのに、あーでもない、こーでもないと追加料金を要求してきます。また、ボートツアーの途中で関係ない人がボートに乗ってきて、ガイド詐欺や火葬場への寄付要求詐欺を仕掛けてきます。ボートの上で逃げ場がないので、特に一人旅の場合は恐怖です。気合負けしないように頑張って撃退して下さい。

 

 

インド人詐欺(?) お祈り

バラモン

ガンジス川で沐浴をした後に、バラモン(司祭のカースト)の人に「来なさい」と言われて顔と体にペイントされて、「私の唱えるように唱えなさい」と言われ祈りの言葉を復唱させられます。その後に川のほとりまで連れていかれて花を持たされてお祈りをさせられ、その祈っている姿を私のカメラで記念撮影してもらいました。そして最後に寄付を要求されます。とてもいい思い出になったので100ルピー(170円)出しましたが、それでは許してもらえずに「もっと、もっと」と言われて、300ルピー(510円)取られたところで、きりがないので逃げだしました。相手がお坊さんなだけに、詐欺と言ってしまっていいのかよくわかりませんが、本当に彼らはお坊さんだったのだろうかと疑いの気持ちも今ではありますが・・・、どうなんでしょうか?

 

 

インド人詐欺 飲食店に連れて行く(コミッションボーイ)

バラナシのストリート

バラナシで「ケサリ」というレストランに行こうとしたら、日本語で話しかけられて、「『地球の歩き方』で紹介されているんだろうけど、ケサリは地元の食べ物を扱ってないよ。地元の食材を使ったおいしいレストランを紹介するよ」と言われてついて行ったら、明らかにランクの低いレストランで、しかも明らかにボッタクリな価格でした。ターリー(定食のようなもの)で775ルピー(1200円)とられてしまいました。せいぜい200ルピーくらいだったと思いますので、明らかにコミッション(手数料・斡旋料)で稼がれました。

「私は29歳で医学生です。日本語も勉強しているから、勉強のためにあなたとおしゃべりしたいけどいいですか? もし、助詞とか私が間違えてたら教えてください。」とペコリと頭を下げて、めちゃめちゃ日本語が上手なお兄さんでした。話も面白かったです。「高いな」と思った金額を払わされたレストランの後に、「バラナシはシルクで有名だから、安い店に連れて行ってあげるよ」と織物のお店に連れていかれたので、コミッションボーイ(コミッションを稼ぐ客引きのような人たち)だなと、そこで確信しました。しかし、そんなに悪い人ではなかったです。最後は握手してお別れしました。

他に、私がしていたボッタクリストールを見て、「それは本当のシルクじゃない。本物を見せてやるから来い」と言ってきたコミッションボーイがいました。そのストールは化学繊維のモノであってシルクじゃないことくらいわかっていましたし、アグラでボッタクリ価格で買わされた怒りのポイントでもあったのでムカムカしながら無視していると、最後に「ニセモノをしていると呪われるからな!」と悪態をついてきました。この時は、殴ってやろうかと思うくらい腹が立ちましたね。

 

 

インド人詐欺(?) 靴・荷物を預ける時に寄付

靴箱

タージマハルは靴で上がれないので、靴を途中で脱ぎますが、靴を預かる人から寄付を要求されます。確認しませんでしたが、インド人は寄付していなかったように思いますので、外国人にだけふっかけてきているのではないかと思います。

ラージガート(ガンジー火葬の場)でも、カバンなどの荷物を持ち込み禁止で預けなくてはいけないところがありますが、そこでも寄付を要求されました。いくらか聞くと「あなたの好きなだけ」と言われましたので10ルピー払いました。

これらは詐欺なのかどうかよくわかりません。が、インド人には寄付を要求してなかったように思えます。

靴箱で寄付を拒否している白人の姿を見ました。白人たちは納得しないと強硬に拒否します。日本人は何だかんだで面倒くさくなるのがイヤで払ってしまいます。白人は何かポリシーと言うか金額の問題とは関係なく、払う必要のないものは「払ってたまるか」という正義感というか気概のようなものを感じます。そういうのを見ていると、白人でなく日本人がターゲットになる理由がよくわかります。

 

 

インド人詐欺 結婚詐欺

結婚詐欺

日本人と結婚して3年以上たっていて、1年以上日本に住んでいると日本国籍が取れます。日本国籍が取れ次第、離婚するそうです。日本人女性がインドに行ったら、いきなりものすごい情熱的なアタックを浴びまくります。実は、日本国籍ねらいの詐欺かもしれません。カジュラホの村でも、30人のインド人が日本人と結婚しているとのことでした。

 

 

ターゲットの日本人(特に一人旅)

インドを歩いていると、驚くべきほどに日本語で話しかけられます。

「どこから来たの?」

「どこ行くの?」

「すいませーん」

「なんでやねん!」といきなり言われるのもあるようです(笑)

ものすごく達者に日本語をしゃべるインド人がたくさんいます。おそらく彼らも必死で勉強しているのだと思います。日本人は間違いなくねらわれています。気をつけて下さいね。

 

まとめ

2人以上で旅行していれば、誰かが冷静になって詐欺にもひっかかりにくくなるのかもしれませんが、一人旅をしていて相手に強気でこられると、ついつい向こうのペースにはめられてしまい、やられてしまうことも多いのではないかと思います。それを見越して、インド人は一人旅の人をねらっているかもしれません。日本人の一人旅は、とにかくインド中で声をかけられ続けます。

特に一人旅の人には、気をつけて欲しいと思います。彼らの超ストロングハートに負けずに、頑張りましょうね。