猿岩石のヒッチハイクど貧乏旅行は、バックパッカーの原点だなあ

YouTubeで、猿岩石のヒッチハイクを見つけて懐かしくなったので、ふりかえりつつ記事にして紹介したいと思います。

猿岩石のユーラシア大陸横断ヒッチハイク旅行は、日曜の夜10時半ごろからやっていた「進め!電波少年」という番組の中でやっていた企画で、事前の説明なしで当時無名だった猿岩石が突然ロンドンまでのヒッチハイクの旅を命ぜられます。若手芸人に無茶な貧乏旅行を事前の通達なくやらせるという企画のはしりです。番組も人気がありましたが、このヒッチハイク旅行のコーナーが番組の看板企画となっていました。猿岩石の本が売れたり歌をレコードで出したりと、あまりの人気に当時は社会現象にまでなってました。

 

貧乏(無一文)バックパッカーは、究極の旅行

香港からロンドンまでユーラシア大陸をヒッチハイクで横断するという企画で、1996年4月から10月までの「旅行」でした。猿岩石有吉のお笑いコンビ)にはこの企画は事前に知らされていなくて、番組の中でいきなり伝えられます。香港からロンドンというスタートとゴールが沢木耕太郎の「深夜特急」と同じです。

最初の所持金は10万円ありましたがすぐになくなって、日雇いアルバイトをしながらヒッチハイクで旅を続けるというとても過酷でハードな企画でした。何度もリタイアの危機があったそうです。また、実は旅の途中で何回か飛行機も使って移動していたことが後日バレて、すべてがヒッチハイクではなかったので「やらせ番組」ということになってしまいましたが、道中はほぼ貧乏無銭バッカパッカー旅行だったことには変わりありません。

最近でこそ、世界一周旅行も本気で行こうとさえすれば誰でも行ける時代になりましたが、20年前はまだ携帯電話の時代でスマホはまだあまり出てないですしチケットのネット購入もありません。もちろんグーグルマップもありません。ただでさえ大変なのに、それを無銭旅行のヒッチハイクでロンドンまで行くという無謀さはすごいことです。それをテレビで毎週見れるのですから人気が出てもおかしくないです。猿岩石もお笑い芸人の割には特にしゃべりが面白いわけでもなく、ちょっと普通の一般人っぽいところが逆に良かったと思います。

番組は本当は「お笑い」でいくはずだったのが、後半から「感動」に向かっていったことに番組制作者は危機感を覚えていたらしいですが、所持金ゼロでアジア大陸のはしからはしまでをヒッチハイクで横断するというのは、旅行の一つの「究極の姿」であるように思います。ヒッチハイクは現地の人と会話して交渉をして、厚意を獲得していくという行為です。アルバイトをすると言っても、言葉も通じない外国で働くのはかなり大変ですし、雇ってくれる現地の人も旅人を助けてくれるつもりで雇っているわけです。外国の現地の人の優しさに触れつつ、野宿やしんどい思いを我慢して続ける旅は、見ているものを感動させます。そういうことをやっている人はいたかもしれませんが、テレビで放映されるのは初めてでしょう。外国でのその生々しい体験を、我々は豊かな日本にいながら何の苦もなく疑似体験できたのです。

 

 

 

「進め!電波少年」は異色の番組で、めちゃくちゃっぷりが面白かった

最初は、間つなぎ的に2ヶ月ほど放映して終わるはずの番組でした。しかし、やりたい放題の企画が人気を得て1992年から1998年まで7年間も番組は続きました。その後、さらに「進ぬ!電波少年」と番組の名前を変えて2002年まで11年も続きます。

アポなし、突撃、ヒッチハイク、さまざまな無茶に挑戦したテレビ史上類を見ない伝説的バラエティ番組として幅広く認知されている。マフィア、暴力団、スラム街までも番組の題材にし、生命に関わる危険なロケも多かった。企画によっては警視庁や都庁からも抗議や抑圧があり、それこそ現在では到底、制作不可能な番組である。

テレビがどこまでやれば取材拒否されるかという境目を探る番組として企画されたという。  Wikipediaより

確かに伝説的番組でしたね。面白かったし、存在意義の高い番組だったように思います。

YouTubuなどが出てきて自分の見たい動画を探して見られる時代になり、私はテレビをまったく見なくなりました。テレビ番組は、存在意義や存在価値を今一度考え直すタイミングになってきている気がします。

 

「旅人よ」

爆風スランプがインドへ猿岩石を応援に行きます。有吉は感動して上手くしゃべれません。良い曲です。

 

猿岩石コンサートツアー

社会現象となりコンサートまでしてしまいます。「白い雲のように」は良い曲です。

 

まとめ

憧れるけどもなかなか出来ないですね。猿岩石は「テレビ番組」という目的があったからやり遂げられたのだと思います。普通の素人が同じことをやれるかとなるとかなり大変です。その行動力があれば、それこそ何でも出来るような気がします。